- 自己成長に興味のある人
- ポジティブな考え方を探している人
- 自分の人生をデザインしたい人
自己啓発が苦手な私が出会った、楽しさあふれる幸福のヒント
突然ですが、私はかなりの後ろ向き人間です。
じめじめ、くよくよ、こんな自分を変えたい、でも私には無理だ、と考えていました。うまくいかないことがあっても仕方ない、お金がないことを愚痴りながらもお金を得るために何でもチャレンジ、はできない。仕事だって、うまくいかなくても、いいなと思うことがあっても挑戦できない。そんな人間でした。
そんな考えを何とかしたい、でも難しい自己啓発本は苦手意識があります。難しいことを言われたらうっときて結局何もしないまま終わってしまいそう。
そんな私が手に取ったこの本は、とても明るく可愛く、楽しそうな文章で自分だけではなく、周りも幸せにする方法に溢れていました。
私と同じようにネガティブな考えにとらわれている方、背中を押してもらいたい方にお勧めの一冊です。
ワクワクする変化へのキーコンセプト
この本にはたくさんのワークがあります。やることがあるとちょっときついな、と思ってしまいそうですが、内容は「自分の好きを集めてみよう」「お気に入りのものをピックアップしよう」「理想の豊かさは?」と簡単なものばかり。
考え込むこともありますが、難しい言葉ではなくわかるわかる、と共感できる言葉で例を書いてあったりするので自分でも書きやすいです。
そのワークを全部やっていくと、自分がどんな姿になりたいのか、どんな仕事をしているのが理想なのか、どんなことを避けたいのか、といったことがわかってきます。
これを書いてそのままにしたら今までと同じこと。
今からでもできる自分を変えることを書く欄があるので、そこにあることを少しずつやっていきます。
別に勉強する、とか転職活動をする、見たいなことではありません。
自分の理想の生活スタイルの中に、部屋に花を飾るというものがあるならば、今すぐに部屋に花を飾ってみる。
平日にカフェで仕事をしたいと思ったなら、お休みを取って平日のカフェに行ってみる。
そういった、すぐにでもできることをやってみるのです。
きっとワクワクして、理想の姿に近づきたくなります。そうなれば他のことにも手を付けていけるのです。
私も、平日にカフェでパソコンを開く、ということに挑戦してみました。結果はとっても楽しくて、これができる生活をしていきたい、そのためにはこうゆう行動をとったらどうだろうか、などと考えるようになりました。
このワークでできることは自己理解というものですが、そんな固い言葉じゃなくて、理想の自分になる練習と言い換えることができそうです。
読書を通じて自分の思考を整理しよう
本を読むのにメモを取ろう!
本を読むときにはメモを取ることを、この本でもおすすめされています。
それも、1回読むときに付箋を貼りながら読んで、2回目は付箋の部分を書き写して自分の考えをつけ足していく、というやり方。
早速やってみたのですが、書き写すのがちょっと大変だったけどその部分の何が自分に引っ掛かったのか、感動したのかを書き出していくのはとても楽しかったです。
手で紙に書くのは腕が痛くなってしまいますが、今は文章をスマホに打ち込んだり、声で文章化したりといろんな方法ができるので、この作業も簡単にできますね。
こうやってとったメモを読み返すことで理解がより深まり、学びの循環が向上していきます。
そうしてメモを取ったものを、私のように発信すればさらに楽しいかもしれませんよ?
あなたの「当たり前」が他人にとっての驚きに変わる瞬間
好きな事や得意なことを生かしたい、というのはみんな思っていることだと思います。
しかし、得意なことが見当たらない、好きな事は仕事になんてならないという人も多いのではないでしょうか。私もそのタイプでした。
でも、なんでもやってみないと本当にダメなのか分からないところもあるんですよね。
友達や職場の人に聞いてみたら、自分にとってはできて当たり前のことが得意なことだったりもするんです。
文書を作れる、Excelで表が作れる、PowerPointで資料を作れる、ということでも今は仕事にしている人がいる技能です。
私も、これくらいできて当たり前だと思っていたExcelが他の方から見たらすごいことだと知って驚いた経験があります。話すのが得意、人の話を聞くのが得意といったことだって、私にはできない凄いことです。
この本の著者である宮本佳実さんは仕事をどれだけやっても飽きない好きな事だと言っています。でも、最初からその仕事に出会ったわけではありません。
別の好きな事を仕事にしたら、その仕事よりも熱中できることと出会った、と本には書いてありました。
これを仕事にできるかな、続けられるかな、ということも、一度試してみたらそれを続けられるかもしれないし、別の、もっと熱中できることと出会えるかもしれない。なんて考えたら楽しそうですよね。
私の「好き」が誰かの「ハッピー」になる。
そんな仕事ができたら、と私もつい想像してしまいました。
何事にも挑戦してみるのはいいことなんです。軽い気持ちで、副業で沢山挑戦したらいい、うまく行ってからそちらにシフトしていけばいいと宮本さんも書いていました。
自分の好きや得意をもっと肩の力を抜いて見つめて見て、軽い気持ちで挑戦してみる。
そうやって自分と向き合い続けたら、素敵な仕事に出会えるのかもしれません。
私も、もっと好きな事を、得意なことを考えていきたいと、読み終わったら前向きになっていました。

